保育理念
こども一人ひとりの能力を充分に開発し、
真の意味で成長・発達することができる教育
社会福祉法人わかばでは、こどもたちが心豊かに、そして、心の安定した人間へと育っていってほしい、と願っています。そのためには、自由にのびのびと行動できる環境、保育者との安心できる信頼関係の中で、こどもたちが、自分で選び(主体性)、自分で取り組み(集中力)、責任を持った行動ができる(社会性)ことが大切です。
また適切な環境を整え、こども達の主体的な活動を援助することこそが、保育者の役割であると考えています。
そらのいえ保育園
「そらのいえ保育園」は、わかば園の教育理念を受け継ぎ、開所した保育園です。わかば園の基本方針はそのままに、これまで幼稚園として培ってきた教育のノウハウを活かしながら、「こども一人ひとり」を大切にした、きめの細かい保育、教育を行っていきます。こども達の健やかな育ちのためには、園とご家庭が同じ方向を向き連携して行くことが不可欠です。各ご家庭とのコミュニケーションを深め、共に育んでいきたいと考えています。また、地域支援活動にも力を入れ、育児講座、出前保育、小・中・高校生の職場体験、異年齢児交流、近隣の保育園・幼稚園・小学校との交流事業、高齢者施設交流など、地域全体で子どもたちを見守っていただけるような交流活動を積極的に行っています。
みなみまごめ保育園
「みなみまごめ保育園」は、社会福祉法人わかばが新たに開設した保育園(令和2年4月開設)です。東京都大田区の公立園民営化による民立民営の保育園となります。
みなみまごめ保育園は長年地域に愛されている保育園であり、ホールも大きい、ゆとりのある施設構成となっています。高台で日当たりと風通しが良い場所に立地し、園庭も広くのびのびとした環境で子供たちの保育が可能です。最寄り駅からのアクセスも良いことが特徴です。
にじのいえ
「にじのいえ」は、社会福祉法人わかばが新たに開設した児童発達支援事業所(令和4年10月開設)です。
発達の個性のために生活のしにくさがある地域の乳幼児とその家族のための通所施設です。モンテッソーリ教育を柱に環境を整え、全てのこども達が持っている「ひとりでやってみたい」「できるようになりたい」という願いを出発点に療育を行います。
わかば園
「わかば園」は、子ども達の幸せとは何かを問い続けながら独自の教育を行ってきました。開設当初は来談者中心療法での学びから「こども達をありのままに受け入れる」ことを理念に自由保育を実施していました。「本当の自由とは何か」を問う中で、モンテッソーリ教育と出会い、秩序と自由の両立に感銘を受け、自由保育と融合した独自の教育法を確立していきました。また、わかば園では開所後すぐに、学童の受け入れや、19 時までの延長保育、地域支援のための子育て講座を実施するなど、地域のニーズに応える福祉活動を先駆的に行ってきました。「こども達ひとりひとりが最大限に花開く」ことを目指して、そらのいえ保育園にその意思を引き継ぎ、平成26 年に閉園致しました。
法人のあゆみ
1961[昭和36 年] 地域のこども達の心のケアと小中学生の学習指導を行う「大森教育相談所」を設立
1967[昭和42 年] こども達ひとりひとりが最大限に花開くことを目指す「わかば園」を開設
1991[平成03 年] わかば園創立30 周年記念式典を挙行
2001[平成13 年] わかば園創立40 周年記念式典を挙行
2010[平成22 年] 乳児から一貫した教育方針で育つ子ども達への想いから「社会福祉法人 わかば」を設立
2011[平成23 年] 認可保育所「そらのいえ保育園」を開設(定員84人)
2011[平成23 年] わかば園からの地域支援事業を引き継ぎ、「育児講座」、「子育てサロン」を開始
2011[平成23 年] 幼稚園・保育園交流事業「合同お泊り保育」、「合同運動会」を開始
2011[平成23 年] わかば園創立50 周年記念式典を挙行
2012[平成24 年] 児童館との連携事業を開始
2013[平成25 年] 地域交流事業「出前保育」「インファントマッサージ」開始
2013[平成25 年] 高齢者施設との交流事業を開始
2014[平成26 年] 学校交流事業「お仕事体験」開始
2014[平成26 年] わかば園を閉園
2015[平成27 年] 地域支援事業「出産を迎える親の体験学習」開始
2016[平成28 年] 地域支援事業「防災・減災講座」開始
2020[令和02 年] 認可保育所「みなみまごめ保育園」を開設(定員129人)
2022[令和04 年] 児童発達支援事業所「にじのいえ」を開設(10月1日)